お金をどうやって得るのかを夢想して一日が過ぎていく。できそうなことはなんでもやってみようと思うのだけれど、何にも手をつけていない。風は吹くのか。
とりむね肉とたまごとセロリのみそ汁。冷奴、しょうがとしそにごま油としょうゆ。おいしかった。
スマホうろうろゲームのイベントの日だそうで、朝から家族を駅まで送った。都会の大きな公園の中を夕方までぐるぐると歩きながらゲームをするそうだ。
職務経歴書を書いてみた。自分が売りに出される市場がどんなものかよくわからない。何が売りになるのか、何で選ばれるのか。自己PRをしろと言われても、「まじめでかわいい、置かれたところで可憐に咲くタイプだよ」としか思い付かない。でもたぶんそういうことじゃない。むづかしいね。
夕方、家族を迎えにまちの中のイオンまで行った。半額たたき売り弁当屋さんには半額の札が掲げられて、会計待ちの行列ができていた。半額の棚にもまだ新たに商品をたくさん補充していた。最初から半額で売る商品を用意してるってことなんだろうか。本当のところはわからない根拠の無い思い込みだけど、こういうものに都会の猥雑さを見て取ってしまう。もう私にはついていけないな、といううんざりした気持ちになった。でもたぶん本当はただ蒸し暑くて見るものすべてが呪わしく、たまたま見た光景に毒づいただけ。