壊れたブルーレイレコーダーを何とかしようとしてできなかった

家族が使っていたSharpAQUOS ブルーレイディスクレコーダー BD-T1300 が壊れた、と伝えられた。HDDが壊れたっぽいメッセージがずっと表示されて、本体のHDDランプがとても強く光り続けていた。

これ、テレビチューナーが3つもついているのでこのまま捨ててしまうのはもったいない。古いパソコンから取り出したHDDが余っているので載せ換えて使えないだろうか。

面倒なので故障した機体を調べずにとりあえずインターネットに聞いてみた。HDD換装の記録がいくつも見付けられた。やってみた記事らによると、

  • HDDはAVコマンドに対応していること
  • 元のHDDをクローンしてたり、したかどうか明記してなかったり
  • HDDを交換したらサービスモードで登録する必要がある
  • サービスモードを呼び出すリモコン信号は AA 5A 8F 30 F5 01 他2つ

らしい。

AQUOSの「設定」>「初期化・更新」> 「システム動作テスト」を表示させた状態で特定のリモコン信号を受信させるとサービスモード画面が表示される、らしい。

サービスモードはサービスマンモードと書かれている場合もあった。サービスモードを呼び出すための専用リモコンがメルカリなどで販売されているようだ。

Raspberry PiArduino で赤外線リモコンの送受信

Arduinoで赤外線リモコン信号を出すのを作ったことがあった。そのときは既存のリモコン信号のon/offの時間間隔を記録して、それを再生することで信号を送信した。今度は、送る信号がバイト列として与えられている。バイト列を赤外線LEDのon/offの時間間隔に変換する必要がある。

Raspberry Pi で赤外線リモコン信号を受信する

まずは、純正リモコンの信号を受信してバイト列で表現(デコード)する。そのバイト列をリモコン信号にエンコードしてArduinoから送信する。

AQUOSリモコン GB079PA の選局 ^ ボタンを受信してVCDファイルに記録した。

vcdファイルからリモコン信号を取り出す

家電協フォーマットと呼ばれるものらしいとインターネットで既に聞いていた。 on時間とoff時間を組みにすると、1信号は0信号の2倍の長さになる。01の列を4つずつ16進で表記すると選局 ^ ボタンは 55 5A F1 0C B1 8F になった。

Arduino Uno で赤外線リモコン信号を送信する

シリアル通信でHEX文字列を送るとそれをリモコン信号として送信するプログラムを書いた。 55 5A F1 0C B1 8F を送信してみた、成功した。

サービスモードに入れなかった

AA 5A 8F 30 F5 01 を「システム動作テスト」画面で送信してみたけど反応なしだった。 他にネットで見付けた AA 5A 8F 30 F5 11、AA 5A 8F 30 F5 11、AA 5A 8F 30 F5 21、AA 5A 8F 31 F5 11、AA 5A 8F 32 F5 21 も送信してみたけどダメだった。

簡単にできるならと思ってやってみたけど、雑にやってもできなかったのであきらめた。HDDのパーティションとかの問題かもしれないし、リモコンのコマンドが違ってたのかもしれない。

そもそも、リモコンコードが書かれたやってみた記事はどれも、特定のリモコンkit向けプログラムへの入力として挙げられていた。コードの解釈を間違えたのかもしれない。

とりあえず、ここまでやってあきらめた。