プールでは春休みの特別スケジュールによって一般客の利用時間帯に子供教室が開かれていた。まだ小学生にもなっていないぐらいの子たちがばちゃばちゃと泳いでいた。プールの上の階は吹き抜けでガラス越しの観覧席になっている。たくさんの保護者がプールを見下ろしていた。一人の子が声も届かないのにずっと上の方にあるガラスのむこうの保護者に向けて冷静に自分の状況を報告し続けていた。小さな子の奇妙な行動はかわいらしい。

ゴーグルを新調した。水に潜ったら視界がクリアで驚いた。いままで使ってたゴーグルのレンズがすごくくすんでいたってことだと思う。少しずつ積み重なって変わっていくものは変わっていくことに気が付きにくいね。